柴田昌年先生聞き語りシリーズ 5 「今は今の健康法」
柴田昌年先生シリーズで、何を考えているかといいますと、95才という長寿を全うされて、先生、どんな生活をされたんだろう、というところをお伝えしたいと思っているわけです。それには健康も必要だろう、仕事も必要だ。それから生きる目標、くわえて趣味等の楽しみたしなみも、、。 それらが相まって、と考えるわけです。
柴田先生、よく自分の今の年齢を言われて、70才なら70才までの健康法はこうして来ました、と言われるのです。80才も同じでした。自分のやってみたことで今はこうです。やってみてのことで、これからはまだこれからです、と。これは今までを肯定しながら、だからあくまでも実際にやってみてのことを話されるんですね。
いつもにこにこしながら飄々(ひょうひょう)とされていたように思います。聞くものからすると、飄々としていますから、指導者という方には見えないのですが、導かれているなあと思うわけです。
清水区(旧清水市)内のお寺・承元寺さんは、清水の水源-興津川が大きく曲がる川向うにあります。こちらに柴田昌年先生作の石碑があります。左側写真が全体碑で、右側写真にお名前部分を拡大して掲載させて頂きました。詩碑本文は、
初めて訪(おとの)う承元寺 鬱蒼(うっそう)たり
新樹の中 鳥声遠近を分かち 山色西東を劃(かく)す
雲気苔石に生じ 渓流梵宮(ぼんきゅう)を遶(めぐ)る
老師親(みずか)ら懇ろに語る 必ずしも空々を説かず
とあります。八月の終わり、夏の日差しの木陰、柴田先生自ら揮毫の文字が読みにくく、大変申しわけないことでした。何とか、九十三(歳)という数字は判読頂けますでしょうか。
漢詩など全く無理解な私ですが、最後に柴田先生のユーモアを感じます。
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プロフィール
- 花澤 久元
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- 誕生日:1946年11月6日
- 血液型:O型(Rh+)
- 趣味:スイマグ造り卒業、もっか青汁作り
- 自己紹介:
母親に首根っこつかまれて飲んでいたスイマグとの付き合いも早70年。
起きがけのスイマグ飲用を忘れず、青汁作りに精を出し、夕食を待ちこがれる”マイナス腸活”を楽しんでいる。