今年は、現在地に移転して30年になります。そして創業(1953年)以来70年になります。
写真の左から2番目、建物のイラスト図が、現在の建物のイメージになりました。
上の写真にある全部が、滝章嘉さんの作品です。
実は、現在のスイマグボトルの原型(木製)も滝作品です。ボトルの肩が、イカリ肩から撫で肩になっています。
‶暑中見舞い〟などの折、いただく葉書に清水などの風景のイラスト画を描いて下さって送って下さいました。
三保半島の外海(そとうみ=写真右上)では、昔は砂もぐりができて、砂療法をしたい人たちのお世話を滝さんもお手伝い下さってやれたことを想い出します。
そう期待させるのが、この動画なのです。
動画①
6月2日は西日本から東日本の太平洋側が大雨に見舞われました。静岡県では局地的な豪雨をもたらす線状降水帯が発生しました。清水地区も一部地域の道路冠水などありまして、先の15号台風の被害状況がそのまま残る、というタイミングでしたので、心配でした。
土砂災害などにより弊社周辺でも通行不能の車道が出ますので、当日は就業時間を繰り上げて午後から臨時休業とさせて頂きました。従業員も幸い帰宅ができました。メール、電話などお客様には緊急のご案内にてご迷惑をおかけしましたことお詫び申し上げます。
動画②
そんな中にあって翌日6月3日(土曜休日)は林道のいつもの散歩に出かけたのです。林道の被害状況も知りたかったのですが、このブログでも一度(5/24)書かせて頂いた天然記念物モリアオガエルの卵はどうなったかと、気がかりでした。
もしかしたら助かっているのだろうか?!
それが、この動画①なのです。大雨のせいで林道は冠水、多分一番激しいときは‶沢〟になっていたのでは、、。卵から孵化したオタマジャクシは、まさかの冠水に救われ本来の沢の流れに乗れたのではと、、。
次の動画②はその時の桑又(かまた)川です、林道の谷下を流れています。沢でオタマジャクシが雨宿りできたとしたら助かっている、、。すべての沢はこの桑又川に流れ込みます。モリアオガエルは森、沼に住むと言われますので、冠水の臨時沢から本来の沢あたりで踏み止まれればと祈る思いでした。
樹上の白い卵は、ご覧のように凹んで(動画①)中で孵化したであろうオタマジャクシは袋を破いて樹下の冠水の流れに。樹下にはモリアオガエルの生き延びてくれたかの証拠は何も見つけられず、だからこそかえって凹んだ袋を観て生き延びてくれていることを願ったのでした。
動画③
その日、散歩の折り返し点にあるモミジの大木を仰ぎ見ましたら、もう青空(動画③)が見えていました。
沖縄の南に台風2号がやってきているという前週土曜日の5月27日、散歩には絶好の爽やかな天候にめぐまれ、躰も足も自然に裏の林道に向いていました。歩くまま、そこにチラチラと白いものが舞い落ちているではありませんか、雪!? そんなワケありませんよね、でも落ちているそこの道端は一面にこの白さです。
緑があたり一面になってきますと空とつながって、緑は花雪を降らせる、、今、そんな何とも平和な季節に恵まれているように思いました。
ウツギの白い花なんですね。
学名:Deutzia crenata 和名:ウツギ(空木)
その他の名前:ウノハナ、ウノハナウツギ
科名 / 属名:アジサイ科 / ウツギ属
(「みんなの趣味の園芸」 https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-209)
そして咲き誇るウツギの花の上方には桑の木がありました。今は‶お蚕さん〟をやらないからでしょうが、桑の葉も生い茂っています。
桑の葉の下、日差しを避けるように桑の実が、まだ赤い実もありますが黒くなって熟れていました。甘味も増して美味しかったです、少し酸っぱみもあって。
手に取って頂きました。お蚕さんをやられたころは、農村の子供たちのオヤツだったんですね。
経験のある方々にしか分からない、さぞや農村ならではの、なんとも健康的なオヤツだったろうと思います。
又すぐ近くには花筏ハナイカダというそうです、私は知らなかったのですが、実(み)のような姿が花開くのですね。
なかなか見かけない貴重な木。春に、葉の真ん中あたりに花をつけ、夏に同じ場所に黒っぽい実をつける。最初、図鑑で見かけたときは、「えっ、なにこれ?」という感じでした。葉の中央につく花を、「筏に人が乗った姿」に見立てたネーミング。(「季節の花300」https://www.hana300.com/)
探そうとしてよく見れば、いたるところ自然の宝庫なのだとわかり、林道の散歩道に有難いなあと思います。
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プロフィール

- 花澤 久元
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- 誕生日:1946年11月6日
- 血液型:O型(Rh+)
- 趣味:スイマグ造り卒業、もっか青汁作り
- 自己紹介:
母親に首根っこつかまれて飲んでいたスイマグとの付き合いも早70年。
起きがけのスイマグ飲用を忘れず、青汁作りに精を出し、夕食を待ちこがれる”マイナス腸活”を楽しんでいる。