谷間にも桜の季節がやってまいりました。吉野桜も徐(おもむろ)に咲き出したようなところがありますが、、。
雨も降りやすくなって、吉野の花びらはいつまで可憐な姿を魅せてくれているやら。
一昨日の花見を予定していた方々にとっては冷たい雨でしたがいかがでしたでしょう。
雲間に少し陽ざしが見えるというくらいに花冷えです。まさに三寒四温を絵に描いたように冷えています。
コロナ禍も明けるには遅々として進まず、、そして平和が待ち遠しい、、という局面で、谷間にいても気をもむばかりです。
間伐材を貰いました!
お隣さん所有の杉林、ご主人が間伐をされて、私がいつも薪を作っているものですから、「もってっていいよ!」と言って頂いたのです。
この後は、、。
※間伐とは、森林の混み具合に応じて、樹木の一部を伐採し、残った木の成長を促す作業です。間伐を行うと、光が地表に届くようになり、下層植生の発達が促進され、森林の持つ水源涵養機能、土砂災害防止機能、生物多様性保全機能などが増進します。また、残った木の成長が促されることにより、木材としての価値が高まります。(林野庁広報)
立派な斧は、、
この後は薪割りです。薪ストーブに薪を焚(く)べる為の薪割りなのです。ところがこれが‶宝の持ち腐れ〟というやつで薪割り最初の一回目に使っただけで今はご覧のように暗がりに収まってしまっています。やってみて、肩が痛いやら肘がいたいやら、近くの農家の友人には「コツがあるんだよぅ」と。薪割りはじめて20年ほどの今は、もっぱら薪割り機になってしまいました!
この薪を、場所にもよると思いますが、清水の山間地で2年くらい積んで乾燥させています。
今は、山間でもお風呂炊きに薪、、ではないようで、割った薪を乾燥させてあるという光景は珍しくなっているように思います。
冬場の、薪ストーブによる暖房はその暖かさに有難みが募りますが、手は掛かっております。
ただし、珍しくなっている分「もってっていいよ!」と言ってもらえるのかもしれません。コロナ下の今、休日の自粛仕事は幸い捗(はかど)っております!
モラ展後編です!(階段踊り場美術館にて)
とにかくスマホカメラ(最近は大変精度が高いものも出てきたとやら)ですから、この細かさをおわかり頂くのは難しいと思いますが大変精巧なのです。
作者の義妹は、なぜこのモラをやりだしたかとの問いに、
「たまたま。赤いもの飾ると元気がでるって、、」
「隙間から悪魔が入り込まないように とにかく埋め尽くしてあります」
と答えてくれました。
「名前は自由につけていいんだけど、、」
もしかしたらそれは、こちらで自由にしてということか、、勿論当方にはイメージ力に自信などありませんから、やはり作者が付けてくれたタイトルそのままに、、。
ある作曲家の方が、コロナ下の今、全ての人が息苦しさを強いられている、こうした状況で改めて感じたのは、
「クリエ―ティブが精神の健康を保つのではないか」
と云っていました。
モラの赤、自由なモチーフ、タイトルも「あってないような、、」観る者の自由、は想像を駆り立てて元気を出させてくれる、そんな気がしております。
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プロフィール

- 花澤 久元
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- 誕生日:1946年11月6日
- 血液型:O型(Rh+)
- 趣味:スイマグ造り卒業、もっか青汁作り
- 自己紹介:
母親に首根っこつかまれて飲んでいたスイマグとの付き合いも早70年。
起きがけのスイマグ飲用を忘れず、青汁作りに精を出し、夕食を待ちこがれる”マイナス腸活”を楽しんでいる。