写真は拡大していて、残っている竹が近くに見えますが、実は結構高いところに在ります。下まで下ろすには中々苦労します。本当は竹の下の方(太い方、欲しい葉っぱの方は上で、、)から斜面を下ろしたいのですが、、私のような素人は苦労します。葉っぱが付いている上の方が先になってしまうと竹の木は滑り降りてくれません。
竹は隣家の農家さんが「持ってっていいよ」と言ってくれて、それで貰っています。
これが、滑り下ろした竹の木から、枝葉だけ切り取っているところです。
切り取った枝葉をチッパーで〝竹チップ〟にするところです。この機械はもう30年位使っていて、私にとっては愛着のある機械です。つい最近、初めてオーバーホールしました。メーカーさんが三島市にあって、直接持ち込みました。持ち込んでから3週間くらいしてから、オーバーホールが完了しもう一度三島に取りにいきました。もうこの機械は生産していなくて、部品がないところを何とか用意したとのことでした。お陰ですごく調子良くなりました。歯も新品同様に研いでくれました。
出来た竹チップを畑に鋤き込みます。チップが後になったときは畝間に敷いておいて、チップが土に馴染んできたところで畝に鋤(す)き込みます。ほとんど、チップが自分で土になじんでいくように見えますが。
竹チップは、「草でもない木でもない」と言われて、土に還り易く土を腐敗させにくいといわれます。竹チップは、まさにリサイクルです。山は至る所で竹林が威勢よく、筍(たけのこ)収穫をしなければ竹林はその勢いで杉・ヒノキの間に伸びて杉は負けていきます。この竹の太い方も出来るだけリサイクルします。しかし今は、稲を干す用の竹にも使われず、竹細工もプラスチックがそれに取って代わりました。次の写真の肥料場の囲いはこの太い竹を応用して使っています。
こちらは生ゴミの衣装ケースでのリサイクル方法(第一段階)ですが、ケースに入れて敷くボカシも自作です、ボカシで生ゴミは全部肥料になります。出来上がれば、この肥料場に開けて(第二段階)さらに草チップや枝チップ、灰(少し)などとともに時間を掛けて肥料になっていきます。ただ、カブト虫が繁殖してしまうと、ちょっと困りものです。カブト虫の幼虫が巣立ってしまえばいいのですが、時折撹拌したいのでそれで困ります。竹チップに、この肥料場の肥料も入れますが、ほとんど竹チップです。畑ではケール(青汁用)を2年作りました。成績はいいです。
今は花をつけていません(呼び名は「シャガ」のようです、、)が、あれっ、首を振っている、、?! 何してんだろう?と思ったんです。しきりにこちらを呼んでいるように、。
ところは、林道散歩の第2の名所、それはこの紅葉(もみじ)の木のある所です。
もみじの木、こちらは正面の顔、、
こっちが横顔です。「こちらを呼んでいる」というのは、一瞬私が、もみじになってしまっていますがそれは違います。いつも一緒にいるモミジがそう思ったのだろう、、と。
何に見えるでしょう、?アンテナか、?
モミジの木が、シャガの‶振り〟を見て、どっちがどっちか分かりませんが、相呼応しているように思いました。
林道なくしてこの光景も見れないのですが、林道以前からの長~い、その自然の営みに、むしろ生きているが故の想像をさせてもらっています。これも山間ならではの恵みなのではないかと心和ませてもらっています。
追伸
シャガ(射干)は、アヤメ科アヤメ属の多年草です。5月以降に咲くイメージのあるアヤメ科の花ですが、その中でも先陣を切って花を咲かせるのが「シャガ(射干)」の花です。北海道、沖縄以外の本州全体に分布し、森林周辺の木陰や山地など、やや湿ったところに自生、群生します。学名の種小名に「japonica(日本の)」とついていますが、実際は中国原産で帰化植物です。(SAIYU TRAVEL CO.,LTD.ブログ「西遊旅行」より)
第2の名所はもみじ(紅葉)の木ですが、第1は岩場の椿、第3は桂の木、第4は河原、そして第5は春さんの竹林です。わたしが勝手につけた‶名所〟ですが、長~く生きてきているそれらに不遜極まりないですが、一時の楽しみとさせて頂いております。
皆様に置かれましても、くれぐれもご自愛お過ごし頂けます様お願い申し上げます。
オリーブの木です。実は20年近く経っていると思うのですが、今の所が清水の北部に位置して山間となり、気温も日照時間も適していないのでしょう、このオリーブの木を大きくしてくれません。何回も虫が入って、切っては待ち又切っては「大きくならないなあ」と、木は同じ木ですがどうも希望無しです。
三保製薬がもっと海に近いところにあった時代もオリーブの木は有りまして適していたのでしょう、大きくなりました。オリーブの実も沢山なって、抽出したオイルでスイマグオリーブが出来たのを覚えています。市販のオリーブオイルに比べ精製でない又の良さがあって、スイマグが良く混じり込んだのです。スイマグの〝手づくり塗りクリーム版〟です。
オリーブの木のすぐ横には、今、カボスの木があります。
木はまだ小さいのですが昨年から実をならせてくれます。
果樹にしてもやはり気温が低いのですが、オリーブに比べますと数段よろしいというところです。
ただし、水分は少なくて青汁2杯分にこのカボス一つの半分を使います。そう、青汁用に使っています、香りがいいですね。ちょっとレモンを入れますと、香りプラス味で、青汁プラス‶味〟になります。最後が塩加減です、ここがむしろポイントかと思います。
12月に入って、やっと収穫しました。少しでも果汁、香りが増すようにと収穫を伸ばしていましたが、霜が降りるようになって採ることにしました。
清水北部とは言え、果樹が育つのですから有難い限りです。大変贅沢をさせてもらっていると思います。いろいろ手間はかかるとは思いますが、続けているとその作業時間は短く感じます。
オリーブにしろ果樹にしろ、栽培する人が人ならいくらでも工夫が出来ると思います。手作りにはこの‶工夫感〟が楽しみにはなると思います。
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プロフィール
- 花澤 久元
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- 誕生日:1946年11月6日
- 血液型:O型(Rh+)
- 趣味:スイマグ造り卒業、もっか青汁作り
- 自己紹介:
母親に首根っこつかまれて飲んでいたスイマグとの付き合いも早70年。
起きがけのスイマグ飲用を忘れず、青汁作りに精を出し、夕食を待ちこがれる”マイナス腸活”を楽しんでいる。